GATE(ゲート)自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第2クール


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GATE(ゲート)自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第2クール

他の名前:
Kaku Tatakaeri 2nd Season

ジャンル:
[ アクション ] [ 冒険 ] [ ファンタジー ] [ 軍隊 ]

あらすじ:
本伝(1 - 5巻+特地迷宮攻略編) 突如銀座に「門」(ゲート)が開き、 モンスターを引き連れた軍勢が現れた。彼らは民間人を無差別に殺害し屍の山を築くが、自衛隊や警察の応戦により敵軍勢は壊滅、兵の1割を捕虜とすることで事態は収束を迎えた(銀座事件)。 特地(特別地域)と名付けられた門の向こうに膨大な資源が存在する可能性を知った日本政府は、自衛隊を特地に派遣。特地派遣部隊は門を確保し、そこに大規模な陣を築きあげた。特地の軍勢は門(聖地アルヌス)奪回のため進軍してくるが、一方的な殺戮に近い状態で軍勢は撃退される。 軍勢を撃退した自衛隊は、特地調査のため1部隊12名から成る偵察隊6個、深部偵察部隊を臨時に創設する。主人公の伊丹耀司率いる第三偵察隊(3Rec)は、植生や動物・地質等よりも人々との交流に重点を置くことで、自衛隊にとくに警戒心や敵意を抱いていない現地の住人と良好な関係を築いていく。 ある日、門近辺の人間族の村、コダ村の紹介で訪れようとしたエルフ族の集落が、火を吐く巨大な龍、炎龍によって襲われているのを発見する。集落の唯一の生き残りテュカ・ルナ・マルソーを救助した第三偵察隊は、炎龍が出現したと知るや否や家財をまとめて避難しようとするコダ村の住人に協力を申し出る。コダ村の住人である魔道士レレイ・ラ・レレーナ、亜神のロゥリィ・マーキュリーも加わり、伊丹ら第三偵察隊とコダ村の住人は行くあてのない逃避行を続けるが、不運にも炎龍が伊丹たちの目の前に舞い降り、両者は戦闘状態に突入する。 死闘の末、左腕を撃ち落としてなんとか炎龍を撃退することに成功した伊丹たちだが、避難民の4分の1を失う。やがて生き延びたコダ村の住人たちと無事に別れた伊丹は、炎龍によって家族をなくした子供たちや行くあてのない老人たちに向かって、自分たちを信用するように言う。 最初の帝国皇族との接触はピニャ・コ・ラーダ第三皇女殿下で、麾下の騎士団と離れていたおり、イタリカ防衛のため、伊丹らと共闘しなければならなかったが、第四戦闘団(空中機動=ヘリコプター部隊)の威力を目の当たりにし、ピニャは講和できなければ帝国が滅ぶと考え、講和派として最も積極的に動くことになる。 ほとんど誰からも馬鹿だと思われているゾルザル・エル・カエサル第一皇子は、自分では馬鹿を演じていると思い、他人の意思に操られている自覚はない。日本人拉致被害者を奴隷にしていたこと、レレイ(炎龍退治者中唯一の帝国民のヒト種、ただし本人に帝国民としての自覚はない)に対し嫉妬し、暗殺者を向けるなど、日本にとって講和の最大の障害となる。 伊丹と3人娘+1(ダークエルフ、ヤオ・ハー・デュッシ)は、炎龍退治、迷宮での探索、魔法都市ロンデルでの刺客撃退とレレイの導師号合格を経て、ハーディの神殿に至る。そこでハーディより、地震と更なる多大なる被害が門を開け続けている所為だと教えられ、門の開閉の技を与えられる。 このことにより、伊丹と3人娘ら(日本政府も同意見)は門をいったん閉じた後に開閉をしようとするが、アルヌス生活協同組合(の一般の者)は閉じたままになることを懼れ閉門反対に、帝国首脳部は自衛隊の戦力を恐れて閉門したままにしようと考える。更に自国に門を開けたい中国などが絡み、互いの勢力が相手の邪魔をするなか、ゾルザルが皇帝不予に際しクーデターを起こして帝国の実権を握り、元老院主戦派とともに恐怖政治を断行する。 自衛隊によりゾルザルの手から救出された皇帝モルトは、ともに救出されたピニャを皇太女(ゾルザルの皇太子位は剥奪)とし、イタリカで帝国正統政府を宣言する。この宣言には亜人厚遇も示され、イタリカには亜人、講和派貴族と返還捕虜第二陣、諸王国と軍が集まってくる。 自衛隊と講和派貴族、諸王国軍は帝都奪還を目指し圧倒的快進撃をするが、ゾルザルは正当政府の根拠地であるイタリカを攻め、時の内閣総理大臣森田の弱腰(特に対中国)で特地撤退が間近に迫る。ピニャはゾルザルを逃がさぬように、不利を承知で麾下の薔薇騎士団と亜人の混成軍で野戦に挑むが、ゾルザル配下のボウロは皇帝暗殺の刺客を大量に放ち、皇帝死守を命じられたシャンディーやスィッセスら薔薇騎士団幹部が倒されていく。 それでも、森田を内閣総理大臣の座から追い落とすことで特地撤退を回避し、ピニャは何とかイタリカを守りきり、自衛隊は中国の妨害により残留予定者以外も残留した状態ながら門を閉じることに成功し、大団円を迎える。 外伝 南海漂流編 皇太女ピニャは、敵対勢力もいなくなり帝国を纏めることを考え、自分の配偶者も新貴族たる亜人受けが良い者をと、他人事のように考えていた。自分の幸福はせめて趣味の芸術に浸りたいと考えていたが、日本との連絡つまり新たな芸術の供給も絶たれ、自ら筆を執るがその画力の無さに絶望していた。 帝国の権威を貶めようとしたズフムートの神官の暗躍で、シーミストの領主たちは、国境を越えてエルベ藩王国を荒し、戦争直前となっていた。それを止めるため外交官菅原らは日本と帝国の外交使節をシーミストに送る手筈となる。 ピニャの秘書官ハミルトンは、亜人受け、趣味に理解、権威はあるが権力に興味はないというピニャの望む皇配としての条件にあてはまるのは、伊丹しかいないことを理解する。そこで伊丹とピニャを二人きりの状態で媚薬を飲まし、既成事実をつくるという為に、シーミストに赴く使節に二人を入れ、ピニャにも自覚を促す。 船の座礁で、伊丹とピニャはハミルトンが用意していた媚薬入りのウイスキー(10リットル樽)と共に漂流するが、アクアス族の人魚ケミィに助けられる。お礼にウイスキーを渡すが、飲まなかった伊丹と彼に守られたピニャ以外は乱交となり、アクアス族の女7人男5人の多夫多妻の結婚となる。 国としては重要な、シーミストとの外交(シーミスト側としてはピニャを人質にしたかったが)は、シーミストが挫けてあっさり終了。伊丹とピニャの仲も少しは親密になった程度で、大して進展はなかった。 アルヌスでは外伝2以降で(それなりに)重要となるサブキャラが登場する。ロゥリィ関係ではエムロイの神官(司祭、助祭、見習い)でいろいろあるがいずれもロゥリィに対して実直である。レレイ関係ではレレイに学ぶために組合に就職した魔導師。こちらはそれぞれ名誉欲・金銭欲・レレイへの独占欲が強く、レレイにとっては望ましくない人物たち。 外伝弐 黒神の大祭典編 元黄薔薇隊隊長ボーゼスは富田との子供・舞を出産するが、父パレスティー侯爵は、元敵国のしかも下士官ごときとの結婚など認められない。業を煮やしたボーゼスは皇太女ピニャよりアルヌス駐在武官の職を得て、アルヌスの街の近くに小さな家(居室10室)を建て、母娘二人(執事、メイドは複数、子守専用メイド付)で住むことにする。 伊丹は江田島の勧めで新たな娯楽を模索しつつボーゼスの不安を解消する為、ナッシダ(誕生披露宴)と結婚式と祭典を企画する。ロゥリィのおかげで、歴代皇帝でさえ成し遂げられない、亜神勢揃い(ワレハルン、モーター、グランハム、ジゼル)というナッシダ開催と、ディアボの思惑により娯楽を大々的に行う自衛隊祭「大祭典」となる。規模の拡大により実行委員長は伊丹二尉から江田島二佐に変更。 ランドール公爵の娘レディは、自分に従う者は取り巻きとして優遇するが、逆らう者は迫害している。レディはピニャ自体も気に入らないが、皇太女に対し皇姪である自分が嫌がらせもできず、ピニャの寵臣の一人であるボーゼスに嫌がらせが向かい、「敵に身を任せた女」との噂を流し、ナッシダの出席者の妨害なども合法的な範囲で行う。 そしてその裏には、ズフムート神の使徒・亜神メイベル・フォーンがおり、その理由はズフムート教の神官が代々伝えてきた間違った偏見と誤解による。偏見とは時の王が一族の娘を犠牲にしてしばらくの間得られる血剣ディーヴァを使用しない様にとズフムート教を禁教にしたことを、エムロイの陰謀扱いとしたこと。誤解とは、ベルティ以降一族が誰もまともな結婚が出来なかった事を結婚を邪魔したロゥリィの呪いであるとし、ベルティがカストーリとの玉の輿婚を望んでいたとしたこと。結婚相手にディーヴァのことが知られたら、本人はともかくその一族に剣と命を狙われるから逃げろと伝わっているから結婚できないのである事を理論的に説明しても納得しない状態である。 祭り自体は大成功で、結婚式に異議を唱える者を訊いたロゥリィに、メイベルが立ち上がり、眷属を入れた2対2の対決(代理で、炎龍を倒した男と戦いたいグランハムの眷属ユエルに根回し済み)を要求。伊丹の力とは個人の武勇ではなく、人徳・指揮を含めた力であり、江田島の提案で150対150の棒倒し勝負となる。ロゥリィの黒軍には自衛官、薔薇騎士団、アルヌス協同組合が参加、メイベルの蒼軍には、レディ関連の者やゴロツキたちと勝ったら娘を連れて帰れるという事でパレスティー侯爵も加わる。 棒倒しは引き分けで、結局亜神同士の一騎討ちとなる。ベルティと瓜二つの顔でやりにくい為 拮抗しているが、グランハムの示唆でジゼルが(ズフムートへの嫌がらせになると)ハーディに依頼し、ベルティの魂を呼び出し、真実をメイベルに告げる。そこで呆然となっているメイベルを、ロゥリィは吹っ飛ばして血剣ディーヴァを残し退場させる。 回想(948年前) ロゥリィがエムロイ教団フェブロン神殿の見習い神官で、亜神になったことを自覚した頃、歳の近い4人の親友(ベルティ、ビムリコ、ホロン、メグルいずれも見習い神官)とズフムート信者との活劇話。 ベルティはズフムートの祝福(という名の呪い)により、心臓に血剣ディーヴァを宿し、それを摂政メタノール・ズフ・カストーリに名目上の結婚の後奪われ(殺され)ようとしていた。昔からベルティを守ってきたビムリコと摂政家と同格な将軍家のホロンは先に捕まり行方不明。メグルが桃色浪漫物語の際に、下級生達が聞いた声を頼りに捜したところ、ロゥリィはベルティを見つけ事情を知る。だが家の格が違い過ぎ、確たる証拠が無いと結婚阻止は出来ないと、証拠集めをするが捗らない。 結局、ロゥリィは亜神であることを公にした力技と、ロゥリィの父から情報を得た宰相メイダル家の権威でメタノールを成敗し、ベルティ、ビムリコは神殿を離れて生きる事となった。 外伝参 黄昏の竜騎士伝説編 父ホドリューが生きているという話をグランハムから聞いたテュカは、ジゼルから借りた飛龍(翼竜より大型)に乗り、感情抑制の精霊魔法で(高所恐怖症の)恐怖を感じなくなった伊丹と共に遊牧民パルミアのルルドを訪ねて北の地へ向かう。 その途中で助けたヤルン・ヴィエットの姫シルヴィアを城へ送り届ける。ヤルン・ヴィエットという国は、ソノートの族長がコノート族、フロート族の族長と次々に結婚したことにより、ソノートの族長ザンシアが3つの部族の長の権限を持つことで女王となり、それにより作られた国であった。女王ザンシアは3族均衡を図ろうとしているが、ソノート族の民の多くは征服側のソノートが他の部族と税等で同じ扱いなのに不満で、他の2部族は共同君主による合併なのだから対等なはずなのにまるで征服者のように振る舞うソノート族の態度に不満で分裂の目はあった。 まだ刈り入れの済んでいないコノートの土地を、遊牧民のパルミア族は通ろうとしており、これを阻止するためにザンシアはアカバ・ケンタウロスと軍事同盟を結ぶ約束をする。その代償として娘シルヴィアをアカバの族長スマグラーの愛妾として与える。それは自分の跡継ぎにフロート族の血も引いている息子にする為、邪魔なシルヴィアを国から放逐する事を意味した。 伊丹たちはシルヴィアを単なる使者としてアカバ族へ送り届けたが、スマグラーの「所有者のいない物や女」は、強い奴、つまり自分の物という思考で、テュカまで自分のものにしようとする。3人はアカバ族の村から脱出して、当初の目的地、遊牧民パルミア・ルルドの停泊地につき、そこには話の通りホドリューがいた。パルミアの女首長ゼノヴィアから「昔はパルミアとコノートは仲が良く、今回の様にパルミア族の通過時に刈り入れが済んでいない時など、パルミアが手伝っていた」と聞く。 まだヤルン・ヴィエット国が成立前に、ソノート族長であったザンシアとフロート族の族長ウーゾの妻メイヴが、どちらが高価な物を持っているか張り合い、帝国の総督を判定者として財産の半分を賭けた。総督としては引き分けを願って判定していたが、最後の雄牛勝負ではっきりザンシアの勝ちとなり、メイヴは見栄と財産の半分を失った。だが、その雄牛にはゼノヴィアの烙印があり、勝負は無効と訴えて裁判でゼノヴィアが証言することになった。裁判前にザンシアとメイヴは自分に有利な証言をするよう贈り物つまり賄賂をゼノヴィアに送り、ゼノヴィアは二人の贈り物を受け取り(特にメイヴの黒い毛皮が気に入った)本当のことを言うと宣言した。実際雄牛はザンシアに譲った物であったが、裁判で証言する本当の事とはザンシアとメイヴにとって「言った事が真実となる。」と思えるなか、原告メイヴが行方不明で出廷せず、裁判は訴訟取消しで終了となった。その後、ザンシアとウーゾは再婚し、ザンシアを恐れたゼノヴィアはヤルン・ヴィエット通過を避けていたが、今回その道が早い冬で通れなくなり今に至った。 ホドリューは、「女性を口説くために嘘をついたとしても最後まで欺き信じさせることが男の誠意」という、ある意味柔らかいスマグラーのような男で、パルミアの中に自称妻は5人、自称恋人は10人(ゼノヴィアもどちらか)、愛人・行きずりの関係なら無数とパルミアの男たちには恨まれ、罵られていた。テュカは父親がそういう男であることを知っていたが、やはりそうであったと溜め息ものであった。 そのあと、副首長ピムスたちによってアカバに売られたシルヴィアとテュカだったが、脱出の際に置いてきたシルヴィア付きのメイドのココモを愛妾第一位に据えるほどスマグラーが気に入り、二人は自由にされアカバ族とヤルン・ヴィエットとの同盟成立を宣言した。 テュカは、ホドリューに勝ち目のないパルミアを離れてほしいと思っていたが、離れられない理由も分かるし、それに伊丹を突き合わせる気もなかった。しかし異母妹セランがいることで、伊丹はテュカと共にパルミアを守ることにして、まずはアカバの強襲を防いだ。 一方ホドリューとシルヴィアは、メイヴ殺害犯(ザンシアとゼノヴィアはお互いが犯人だと思っている)を探して、実はウーゾが監禁していたことを突き止める。メイヴを解放し、ザンシアがソノート純血の自分をアカバに売った事と結婚が無効でザンシアにフロートの族長権限が無い事を公開して、ザンシアからソノートの族長権限を奪い、フロート、コノートは再分裂し、戦争の主体となるヤルン・ヴィエットが消えたことで、戦争も終結した。 伊丹は精神抑制の魔法終了後の後遺症に魔薬が加えられ(ゼノヴィアの策謀)、英雄症候群となり、アカバ撃退時にスマグラーと一騎討ちを約束するなど普段の伊丹からはあり得ない行為をしたが、それから覚めると竜槍を「約束の証」として遺し、さっさとアルヌスに帰って行った。 それから数年後…。パルミアの幼いハーフエルフの女の子に「黄昏の龍騎士伝説」という物語が語られていた…。 外伝四 白銀の晶姫編 特地と日本との門が破壊により閉鎖され1年以上経つ。ガソリン・ジェット燃料等の燃料を得る分溜の原理的な実験は成功しているが、量産の為の工業的原油分溜プラントは何度目かの実験失敗で黒煙を上げ破壊された。実験の指揮をする江田島は、失敗の原因は管の強度不足によると考え鋳造技術の一部公開を考えるが、管の外側から鋭利な傷も入れられており妨害工作も認識し、帝国主導の可能性を含め、対策も必要と考えていた。 前巻で伊丹が北の地の紛争で一方に加担したことは、通常許されることではなく諭旨免職(辞職勧告)に当たると判断されそうであった。そこで江田島は紛争地域に開門の為に必要なガラスの製法があり、それを得るためには紛争から逃げるより、自主的に解決に手を貸した行為が「門を開ける為に最善を尽くせ」という訓令の実行であるという理論であり、その傍証としてフロート族長シルヴィアの感状を見せた。狭間陸将は詭弁と知りつつもそれを認め、処分は日本と連絡が取れた後とした。 これを江田島は「伊丹の罪は、日本との門を繋げる為に役立った功績で相殺される。」という考えをレレイに仄めかすことで、開門を促進する。 「門」には今までの門より巨大な真白な柱とアーチ構造の梁が必要でこれを「高貴の白」と呼ばれる大理石で作る。その表面には回路のような働きとなる紋様を施し、それにダイオードやトランジスタのような意味を成す宝石と、ディスプレイとなるような無色透明な板としてガラスをはめ込む。そして繋ぐ世界を特定する為に、伊丹がダークエルフからもらい2つに割った巨大金剛石の片割れ(もう一つは日本にある)を取り付ける事で完成する。それを目指して、レレイは自分と組合の全精力を傾けて邁進する。 一方、レディは大祭典の棒倒しの負け(それ自体は引き分け)以来、落ち込んでいた。少なくともピニャ皇太女とその側近及びアルヌス関係者は勝ち組であり、自分はその逆と思った。追い打ちをかけるように、父の病死、邸への襲撃と焼失、更に片恋相手の戦死と起こり、髪は白く変わった。 だが、自分がカティ皇太子の遺児で、皇位継承順位はピニャ以上である事を自覚すると行動に出た。元老院の根回しはヴェスパー男爵にまかせて、ピニャの力は自衛隊つまり日本の力による事が大きく、自衛隊の力を削ぐため門の開通阻止を始めた。 イタリカ支配と経済路の破壊による大理石価格高騰、宮石工(メソン)・石工の家族拉致による脅迫で工事中断、賠償金(自衛隊の唯一の収入)の支払い停止。それらを伊丹やレレイの奇策で乗り越えると、宮石工頭ドムによる門の構造物自体の破壊を指示し成功させる。 レレイたちに大きな怪我こそなかったが、大理石は割れて新たな大理石を購入する費用も時間もなく、万事休すの中雪が降り積もる。門の構造物は真白ならば大理石でなくて良い、ガラスは無色透明なら氷で代用できるとわかり、情報を秘匿した自衛隊による突貫工事(雪まつりの雪像を作る要領)で門は完成した。 最後の妨害として亜神メイベルを使って(大祭典の時とメイベルとの立場が逆)接続媒体となる金剛石を砕き、日本のある世界との接続を阻止するが、紋様を記憶していたほどの伊丹の記憶力を用いて、レレイは伊丹と記憶・意識を共有することで、「門」はめい☆コンのあるコミック即売会会場へと繋がる。 レディにとっては元老院の根回しができれば、二の次と思っていた開門妨害であったが、肝心の根回しをするはずのヴェスパーは皇帝の意思で動いており、元老院からは帝国の安定には「門」は必要、自衛隊を怒らせる行為をしたと非難され、遠国の島国の王への降嫁が決められた。 外伝+ 特地迷宮攻略編 特地迷宮攻略編 時間的には3巻冒頭直後の話で、ヤオが伊丹にチョットは理解してもらえた話。 ロンデルへ向かう途中の伊丹と3人娘+1は、西の砂漠から吹く強風(シロッコ)の吹き荒れる町に立ち寄る。そこは女性、特に若い女性が多く罹る致死率の高い流行り病が蔓延し、多くの女性は町から出ていた。早く町から出ろと奨められるが、時遅くレレイが発症し高熱で倒れる。 町唯一の医者は正式に医学を学んでいない為、薬の知識も乏しく、他の街の医者とのコネが無く薬入手方法も持っていない。日本の薬で一時的に熱が下がったレレイが、薬としてロクデ梨が有効と診断し、テュカを看病に残し、古の薬草園(かつて帝国に侵略された王国の物だが、放置されている)に取りに行く。 この薬草園は盗難防止の迷路に囲まれており、しかもこの病で死んだ者は生ける屍となって生者を襲うため、町の近くに葬う事が出来ず迷宮に放置されていた。伊丹は迷宮の最短路つまり壁をぶち破って進み、女性(生きているように上気している)やコカトリスのゾンビを倒し、焼いて進んだ。 迷路を過ぎると、感圧解放型(一度圧力が掛かり圧力が無くなると作動)の罠にヤオが掛かる。金貨の入った袋を重しにして罠の発動を抑えるが、ヤオはその袋に紐を結んで引っ張り罠を発動させる。ヤオを救う反動で、ロゥリィはただでは済まない高さをミノタウロスのいる地下に落ちて行く。 地下に降りてロクデ梨を見つけ、レレイの為にヤオだけでも帰そうとするが、ヤオは奴隷という関係を持つことで伊丹と繋がっていたいという心情を伊丹に伝える。 更にロゥリィの服を見つけ、ロゥリィがゾンビ女性と同様に服を剥かれ食われた事を確信する。ヤオにそれでも亜神は死なないかも知れないと励まされ、ミノタウロスを高木から転落死させ、腹を裂くと無事なロゥリィが裸で出てきた。食われてすぐに再生されたが、ハルバードもなしで圧迫された胃の中では、助けを待つか自然に出るのを待つしか出来ず、後者では精神的に死にかねないところだったと、感謝は一入だった。 栗林志乃 彼の地にて、斯く戦えり 特地第3偵察隊に配属の決まった女性自衛官、栗林と黒川はまだ見ぬ「二重橋の英雄」という二つ名を持つ偵察隊隊長に畏敬の念を抱いていた。それまでに見た伊丹をその人物とは思わず軽蔑の眼差しを送っていた二人が隊長としての伊丹に会うまでのショートストーリー。 帝国の薔薇騎士団 グレイ・コ・アルド編 皇女ピニャは騎士団を開き、筆頭百人隊長(下士官最上位)であったグレイは、半ば強制的に指導官として騎士団に迎えられた。座学、演習をこなす中、第一隊隊長ボーゼスはピニャの指示に従わずに髙い評価を得、ボーゼスの行動を正しく掣肘出来ないピニャとピニャに評価されないボーゼスはギクシャクしていた。 騎士団への評価は、軍隊ごっこ→軍隊風な教育の場→(士官学校の)幼年学校と徐々に上がっていたがピニャは満足せず、保護者のいない場での本格的露営演習を実施する。小雨の中グレイに従わない隊は着替えを濡らしたり、味痢飯という極不味い軍隊食を食べたりと失敗しながらも、なんとか過ごしていた。 1000匹程のゴブリン集団の先遣隊(50匹程度)から三日間村を村を守るという演習も終わろうと言う時、堤防の決壊しそうなところを見つけピニャの采配が功を奏し、騎士団・村人総出で決壊は阻止できそうになるが、グレイが川に流される。 幸い生きて川から上がったグレイであったが、村の奴隷であり逃げた2体のゴブリンは、村にいるゴブリンの檻を抉じ開け、大群で襲ってきた。グレイを追ってきたピニャ、ボーゼス、助教のワルドと合流したが、ゴブリンをこのまま決壊阻止作業をしている村人の所へ行かせるわけにはいかないと演習の想定のような事態となる。 グレイとワルドが互いに信頼して橋の上のホラティウスのようであったことに、ピニャとボーゼスは二人に男の友愛を感じて、互いの蟠りを解く。

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